みーくんの香りが薄れていくベッドに顔を埋めて、



雅人が眠る隣でいつも涙を流していた。







「あー」



「わ、来れたね!雅人偉いね!!」







ぼうっとしていると、いつの間にか雅人は膝の上に手を乗せ、私を見上げていた。