君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

体を起こし、「いずれ過労死するかもな」、



なんて言ったみーくんの頭をぺしっと叩いた。



何が起こったのかわからないとでも言うように目を見開いて私を見つめるみーくんを睨みつけると、また涙が滲んできた。







「私が生きててもみーくんが死んじゃ意味ないんだからね!」