3人がいなくなったことを確認すると、



ベッドの隣の棚から以前会話をするために使っていたペンとメモ帳を取り出した。



初めに書いた文字は、【みーくんへ】。



絶対手術は成功する、そんなのはただの虚勢に過ぎなくて。



もしかしたら今訪れるかもしれない"死"を、



少しでも受け入れられるように、



紙に綴って残すことにする。