君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

そんなやり取りを、タカさんと志保ちゃんは呆れたように笑って見つめていた。







「とりあえず、杏奈はベッド戻れ」







促されるままベッドの中に潜ると、



みーくん達はベッドの下に隠されていたパイプ椅子を引き出し、腰掛けた。