「ばっ……馬鹿……」







真っ赤になった顔を隠すようにみーくんの胸に顔を埋めると、



ドクドクとみーくんの鼓動が伝わってきた。



私と同じリズムを刻むみーくんの心臓が、更に切なくてまた涙が溢れたんだ。







「春は俺がプロポーズした桜の木の下で花見をしよう。そのときは、一緒に弁当を作ってさ」