君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

幸せ過ぎて、何かが忍び寄っていることに、気づかなかったの。







「帰るか?」



「何か食べて帰る?もう6時過ぎてるよ」



「俺はいいけど、食えるのか?」



「大丈夫だよ!私が食べなきゃ、赤ちゃんも大きくならないし」



「そっか。何食べたい?」