君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「じゃあパンツでよくない?」



「それは駄目だろ」







美女達を足蹴にすることなく、



楽しそうな会話が聞こえてくる。



でも私には美女達に勝つ自信なんかどこにもなくて、



気づかぬフリをして砂浜を歩いた。







「杏奈!?」