君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

周りの目なんか気にしない。



これから先、杏奈を傷つけるヤツが現れたら、俺が守ってやるから。



だから、何も心配することなんかないんだよ。







「っく……ほん、とはね……」



「うん」



「離れたく、なんか……なかったの……」