「産むって決めたなら産みなさい。それが貴方の出した答えなんだから、けじめつけなきゃ」







何も言えなかった。



堕ろす堕ろさないの問題じゃなくて。



私がみーくんやこの子の傍にいる資格があるか、そう問われれば、頷くことが出来ないから。







「わかんないよ……」







思わず零れた涙は、私の心の中に降り続く雨のよう。