「そんなことって?」



「一生幸せになってはいけないみたいな、戒めの言葉」



「みーくんはみーくんで他の人と幸せになればいいだけじゃん」



「俺には、杏奈だけって言ったろ?」







みーくんが近づいてきて、力強く抱きしめられたけど、全ての力を使って押し返した。