手を繋ぎながら駅へと向かう私達を真っ赤に染まった太陽が照らしている。



手を伸ばせば届きそうなのに、いくら頑張っても触れられることはない。







「みーくん……」



「ん?」







笑顔で応えるみーくんは、どうしても藪内先生と被って見えてしまう。