君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

果たして、この状況で私はみーくんと同じ言葉を言えただろうか。



いや、きっと言えない。



悲しみにくれて、昼も夜もない世界にまた閉じこもるんだ。







「進んでいくしか、ないってことかよ……」



「そう。……俺、考えたんだ。人の人生って何だろうって」