君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「兄貴?」







その問い掛けにも答えなかった藪内先生が被っている毛布を勢いよく捲ったみーくん。



スウェット姿の藪内先生からは、結婚式のときの面影すら感じられなくて。







「……悪いけど、帰って」



「は?なんで」



「……」