君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

寂しくない筈がない……――。







「あーんな」



「ひゃあっ!」







いつの間にかすっかり考え込んでいて、目の前にみーくんがいたことに気づけなかった。



今にもキスしそうな距離にあるみーくんの綺麗な顔に、何度もドキドキしてしまう。