君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

扉が開いたとき、思わず私は絶句した。



ママが左手にギプスを巻いて、首から下げていたから。







「どうしたのそれ!?」



「あぁ、階段から落ちちゃって、骨折したの。パパの方が酷いわよ」







チラッと横目でみーくんを見ると、彼もまた、目を丸くしていた。