君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

藪内先生……。







エレベーターのドアが開き、外に出た藪内先生の後に続く私の左手を、外からマジマジと眺めると、目を細めて先を歩いて行った。







「プロポーズでもされた?」



「えっ!?」



「あ、図星か」







クスクスと笑う藪内先生の横顔をそっと盗み見ると、やっぱりみーくんにそっくりで。