君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

ふいにお腹をさすっても、何も感じない。



いつもと変わらないのに、こんなに不安なのは、何でだろう。







そんなことを思っていると、藪内先生が穏やかな優しい声で話かけてきた。







「もし、杏奈ちゃんの体内に命が宿っていたとしたら、産む気はある?」