名前を呼ばれ、診察室に入るとすぐに藪内先生は椅子から立ち上がり、私を連れてエレベーターへ乗った。 「……産婦人科、ですか?」 「そうだね。まぁ、あんまり緊張しなくても大丈夫。女の先生ばかりだし、心配ないよ」 「そう、ですか……」