「鳥越さん、診察室へいらしてください」



「はい」







平日の夕方前だと言うのに、病院は人で溢れかえっている。



一緒に行こうとするみーくんに待ってて、と告げると、診察室へ向かった。







「失礼します」



「こんにちは、杏奈ちゃん。今日はどうした?」