桜の下で、私達は愛を誓い合った。



眩む視界の中、鮮明に見えるのはみーくんの幸せそうな表情だけ。



ずっと見たかった桜は、何故かぼんやりとしか見えなくて、次第に吐き気も私を襲ってきた。



暫くは腕の中で我慢出来ていたけれど、



限界が近づいて思わずみーくんの胸に凭れると、



私の異変に気づいたのか、みーくんは慌ててふらつく私を支えてくれた。