大きな桜の木に押し付けられ、長いキスを交わしていくうちにクラクラと歪みだす視界。







……あ、れ?



どうしたんだろう、私。



周りの綺麗な筈の景色が、グニャグニャと私の目に映る。



そんな私の様子に気づかないみーくんは、唇を離して呟いた。