君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「しっ……しないよ!」







もう、みーくんってば……。



更に熱くなる顔を隠すことは出来ずに、数センチ先にあるみーくんの目をじっと見つめていた。







「これから先の人生、みーくんだけだよ」



「……俺も」







私の頬にキスを落としたみーくんは先に外に出てしまった。