紙袋からチョコが入った箱を取り出し、開けたみーくんはそれを私に差し出した。







「……え?」



「食べさせて」



「っ!」







いつの間にかみーくんはいつも通りで、私もいつも通りみーくんには適わない。



それでも笑い合って、時には喧嘩をして、そんな日々をみーくんと過ごしていく。



……生きていく。