君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

もうあの頃の私じゃない。



声を失い、颯を失い、何も信じられなくなった私とは違う。



背筋を伸ばして胸を張れる、それだけで空はもっと青くなる、そんな気がするの。







鍵を開け中に入ると、既に2人はいるようで、玄関にはみーくんとタカさんの靴が綺麗に並べられていた。