君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「そう」







そこで会話は途切れ、私達は黙々とパスタを食べていた。



食べ終えてから少しの間、他愛ない会話をして、家を後にすることにした。







「また帰ってきなさいね」



「うん、またね」







歩き出すと、爽やかな風が吹いた。



追い風は私の背中を押してくれているようで、しっかりと背を伸ばして歩く帰り道。