「いい加減ネガティブになるの、やめろよ。杏奈がいなきゃ、駄目だよ。お前に依存してるっての」



「……嘘」



「はぁ!?嘘じゃねぇっつの!」



「嘘だよ……。だって……」







とめどなく溢れる涙をそっと掬い、みーくんの髪を見つめた。



太陽の光に照らされ、キラキラと輝き、透けている金色のサラサラな髪。