みーくんがいなくても大丈夫、なんてこと思わない。



だけどね、みーくんと出逢って、色んなものを貰って、一度でも気持ちが通じ合うことが出来たなら。



それだけで……私の人生は幸せだったって、思えるの。



一度でも、光のない世界から救ってくれたから。







「バーカ、強がってんじゃねぇよ」







そう言って意地悪に私の頭を撫で回すみーくん。



それは、乱暴で、だけど優しくて。