君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

なんて、これからもきっとみーくんは、無意識のうちに私をもっと幸せにしてくれるんだろうけど。







「暇だし、どっか行こうぜ?」



「春になったら、ちゃんと桜を見に行きたい」



「前に約束したじゃん、それ。他は?」



「……お家デートは駄目なの?」



「一緒に住んでるんだから、デートじゃなくねぇ?それでいいの?」