1人ってだけで、こんなに不安になる。



誰かが傍にいないってだけで、涙が滲んでくる。



弱い私が、私は大嫌い。



そして、そんな私に一々嫌悪する私も大嫌い。







震える体を起こし、いつの間にか置かれていたキティのスリッパを履きいて窓に近寄ると、



外は真っ暗で、空気が澄んでいるからか沢山の星が見えた。