君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

志保ちゃんの発言に怒りを露わにしたみーくん、


突然の出来事に困惑した様子のタカさん、


そして、私の手を優しく握りながら傷ついた顔を浮かべる志保ちゃん。



薄れていく意識の中、痛みだけははっきりと感じることが出来て。







「早く、家に」



「だからなんでだよ!」