君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「タカ!とりあえず救急車」



「お、おう」



「や、めて……!」







どうして、私の気持ちを優先してくれないの?



みーくんと離れたくない。



一緒にいるためなら、こんな痛みだって我慢出来るのに。







「馬鹿か!?ここで死んだら一生一緒にいられねぇんだぞ!!」