あたしは顔を洗ったりしてからリビングに戻った。 「お。顔洗ったか?」 「うん。何から何までごめんね?」 「別に気にしてねぇし。…つか、今日は俺に付き合ってもらうからそれでチャラでいい。」 「どっか行くの?」 「デートってやつだけど」 デート…。 どこまで行くんだろ…。 あたしは疑問に思いながら朝食を口にしたのだった。