不良に口説かれて恋にオチました





「それじゃ僕よるところあるし、帰るね」






「おー、帰れ帰れ。」 





ほんと友達を何だと思ってるのかね…。





「冬哉、またねっ!!」




あたしは時雨のかわりに玄関まで出た。



その後ろから時雨ものこのことやってきたけど。





「おやすみ、ノゾミ」





そう言って冬哉の顔が近付いてきたと思ったら…






チュッ。





頬にキスを落とされたのだった。






「冬哉てめぇ…」






「挨拶だよ♪時雨も、じゃあね」






冬哉は笑いながらその場を去って行ったのだった。






…勿論、あたしは放心状態。