「来週から同じ学校に通うことになったから時雨に言っとこうと思ってさ。」
「同じ学校に来るわけ?うわ、うるさくなりそうだな…。」
「そういうところは相変わらずムカつくね時雨。…ノゾミも同じ学校だよね?…よろしくね」
「うん、よろしく。同じクラスになれるといいね」
あたしはそう言って笑った。
友達が増えるっていいことだよね
「ノゾミは時雨の彼女?」
「へっ?!」
あたしは急にそんなことを言われると思ってなくて驚いた。
「見りゃわかんだろ?俺が女を自分の家にいれたことねぇのオマエ知ってるだろ」
「時雨のお姉さん、女だけど?」
「俺はあいつを男としか見てねぇ。がさつだから男同然だ。」
うわ…、なんてこといってんのよ…。

