「はい?」 あたしが扉を開けるよりも早く扉は開いた。 「時雨!!おまえ、メール無視すん…な…?」 「えっ?」 大きな声をあげて家に入ってきたのはブラウンの髪色で少し目がブルーが混じった男の人。 「あれ…?ここ、時雨の家だよ…ね?」 「あ…はい。時雨は今、お風呂で…」 あたしが居てビックリしちゃってるんだよ…ね? これは…。