屋上の扉を開くとそこには金髪の男が空を見上げていた。



此処にいるのはあの人だけだからあの人に呼ばれたってことだよね…?

それにしてもあたしの友達に金髪なんかいなかったはずだけどな…?



「…やっと来たか」



あたしの存在に気付いたのか男は近寄ってきた。




どんどん近付いてくるけど
やっぱり彼の顔に見覚えはない。


…というか恐ろしく顔が整っている。

だって一瞬、芸能人って思ったし!