「いってぇ!!おい時雨!!彼女が俺のスネを蹴ってきたんだけど?!」 「あたし、希美だけど!」 あたしは悠大の目を見て言った。 「──は?」 「だからあたしが希美」 「いや…メイクが…」 「もとはこういう顔してるの。あのメイクは夜だけ!わかった?」 そんなに化粧ってかわるもんなのかぁ…。 あたしどんだけケバかったんだろうか… 「ホントに希美か?」 「ほんとにあたし。」 悠大はさっきよりあたしをジロジロと見る。