「そこであいつと知りあったってわけ?」 「知りあったというか…、私のこと知ってたみたい?」 …ってことは前から狙ってたってことか。 それになんで希美が働く先を、そんな初日から知ってたんだ? コスプレ喫茶に通いつめそうなやつじゃねぇし…。 「はぁ…」 俺は重たい溜め息をつくばっかりだった。