あたしは携帯を耳に押し当てたまま固まった。




「明日って…?」





朝から迎えに来るってこと?!




一緒に登校するってことだよね…?




でも時雨、家は反対方向なのに…。





でも…早く会えるからいいかな?





あたしは時雨と電話して声が聞けて幸せな気持ちで夜は眠りについた。