あたしは自分の部屋に入って、ベッドの片隅にうずくまった。 さっきの溜め息なに…? あたしが居るのがそんなに嫌? お母さんの気持ちが分からないよ。 あたしの胸がきゅっと締め付けられた気がした。 「時雨…」 なぜか時雨の声が無性に聞きたくなった。