なぁ…?
世維…教えてくれよ…
俺にどうして欲しいんだ…?
皆を…みんな殺せばお前は楽になるのか…
誰もお前を信じない。
未知のお前なんて誰も信じないんだよ。

俺が俯きかけたその時だった。

「俺は信じるよ。」
「えっ…?」
「何年隼輝と一緒にいると思ってるの?
世維の件は僕も関わってたし…ね?」
「純…」

そうだ…全てが終わったわけじゃない。
まだ…終わってない。

「みんなも信じてくれよ!
隼輝は嘘を付くような奴じゃない!
そうだろ!?」

純が必死になって皆を説得する。
でも皆震えているばかりで
信じようとしない。


「純も…隼輝も…頭が狂ったんだ…
俺は狂わないぞ…そうなってたまるか!」


パリン!!!









あ??嘘だろ…?