俺は息を吸って吐くと
純から電話が掛かってることに気がついた。

《もしもし…》
「純!?どうしたんだ無事か?」
《ううん…なんか…怖いんだ…》
「怖い…?」
《うん…なんか…誰かに見られてる気がして…もしかしたら…僕ももう死ぬのかな》

純…

でも、そう思ってしまうのも仕方が無い
何故なら…
いつ自分の番になるかわからないから…

クロいノートを見て気付いたこと
それは、比奈にも正の数が付き始めた事

幼馴染が一人減るなんて考えられない…
それに、純が死ぬのも考えられない…

「純…まだ大丈夫!
俺らで死者を探そう!」
《そうだね…》

必ず世維に勝ってやる!
俺はとりあえず…比奈の所に向かった

《クスクス…》