それは、月曜日の日だった…
先生が前に立って、
大事な話があると言った。

俺達は先生の顔を見た。
ここ何日かでクラスは半分減り、
先生も青い顔をしていた。

「皆さんに…大事な話があるんだ…」

先生の声は震えている。
「実はなぁ…」

ぐしゃっ!!!!

「キャァアアアアア!!!!!!」
「あっ…ぁあ…」

先生の鞄から、
勢い良く包丁が出て来た。

「先生!キャァアア!」
「なんで…」

黒板や、机に血が飛び散る。
「なんで…どうしてだよ!
世維ぁあああああああ!!!!!」

俺ももう気が狂いそうだよ…。

《キヒっ…》

どうして、幸せを壊すんだ。

返せよ…俺らの毎日を…