私が嘘を言っている事に気付いている水嶋 凌は目を丸くしている。 何も言わないのは驚いているからかしら…… 今はその方が都合が良いけれど。 どうせなら一生黙っていて貰っても良いしね。 「……那智。言いたい事があるのなら、父さんに言ってね」 私はそう笑いかけた。 作り笑いで……… それでも那智には効力があるから、ないよりはましか………