「ちょっ!!龍宮?何して…!!!」



私は飛び付いてきた那智を反射的に蹴飛ばすと、

那智は綺麗な弧を描いて、

木に背を打ち付けた。



そんな那智にもっと痛い目に合わせるために、

那智の元に歩み寄る。



それを水嶋 凌が止めに入った。





だけど、私はその言葉を無視し、

ずんずんと那智との距離を詰める。