ーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーー…… 「……あら」 『どうしたのだ、司』 「凌が居たわ」 『良いのか?』 リョクの背に乗り、ある場所を目指す途中。 凌の姿を見かけた。 木々の隙間から見えた彼は、転校生に見付かっている様だったけど…… 凌の事だ。 ちゃんと、その対処方法は考えているでしょう。 だから、私は私で行動する。