そして、キョロキョロと辺りを見渡す。 何かを探している様なその行動に少し危機感を感じた。 このままだと、見付かる可能性もあるな…… ーーー……ああ、そうだ!!! 俺は胸ポケットから札を取り出すと、それを額に当てた。 「幻(ゲン)」 すると札が微かに熱を帯び、その熱が体全体に広がった。