龍奇譚-彼の想い-






だけど、この先に行ったら峰の隠している事が分かりそうで、

俺はゆっくりとその林の中へと足を踏み入れたのだった。





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「………行ったわね。リョク」

『何だ』

「凌が狐の後を追ったわ」

『行くのだな?』

「ええ。あれの用意をしないと……」



彼らの目指している場所の目星は大体ついている。





ーーー……兄さんの力でね……