龍奇譚-彼の想い-






一体全体、何を言っているのかと思ったけれど、

リョクの発言も一理あると感じた。



………不服だけど……



そう言われたからには無視する事は出来ず、

弁当箱を手にすると水嶋 凌の元へと歩み寄った。





その時、周りから視線が降り注ぐが、気にしない。



気にしても仕方がない事だしね…



ただ、鬱陶しいだけだし………