龍奇譚-彼の想い-






幻なのかとも思い、目を擦ってみるが消えない。



それは確かに存在する。



現実に起きている事なのだと理解した。





だが、それが彼の正体と繋がるものなのかは、さっぱり分からない。



こう言う時、自分の知能の低さを実感する。





「俺は………










妖狐だ」